おいしいものはここにある福岡の酒屋「ほしくま酒店」 TEL:092-865-3343
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BROVIA Barolo Rocche di Castiglione 2018(ブロヴィア・バローロ・ロッケ・ディ・カスティリオーネ 2018)750ml
12,500円(税1,136円)
125 ポイント還元
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BROVIA Barolo Rocche di Castiglione 2018(ブロヴィア・バローロ・ロッケ・ディ・カスティリオーネ 2018)750ml
12,500円(税1,136円)
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外観は深みのあるルビーレッド。グラスから立つ香りは実に魅惑的で、アイリス(菖蒲)や野イチゴなどの野生のベリー、新革、シナモンやクローブといった料理用スパイスが調和した芳香が広がります​。口に含むと、まずジューシーな赤系果実(熟したラズベリーやチェリー)の風味が広がり、続いてクランベリーの鮮烈な酸味とシナモン、スターアニスなどの甘やかなスパイスのニュアンスが感じられます​。中盤以降はブラックティーやリコリスのほろ苦さ、ほのかな塩味を帯びたミネラルも現れ、味わいに奥行きを与えます​。タンニンは非常にきめ細かく洗練されており、骨格はしっかりしつつ口当たりは滑らかです​。鮮やかな酸とのバランスが見事で、フィニッシュには塩気を感じるミネラル感のある長い余韻が残ります​。全体的にエレガントで焦点の定まった味わいですが、底にセッラルンガ的な力強さも感じられ、優美さと力強さを兼ね備えたバローロと言えます。
世界的な評価::Wine Advocate (ロバート・パーカー): 95点、Wine Enthusiast: 98点
畑と葡萄品種: ロッケ・ディ・カスティリオーネは、カスティリオーネ・ファレット村で最も名高いクリュの一つです。村名を冠するこの畑は南東向きの急斜面に位置し、ブロヴィアは1.5ヘクタールの区画(1966年植樹、樹齢50年超)を所有しています​。標高は約350mで日当たりに恵まれ、隣接する他の畑(例: ヴィッレーロ)と比べ土壌に砂分を多く含むことが特徴です​。実際、表土は砂質の割合が高く下層に石灰質粘土(トルトニア期の泥灰土)があるとされ、この土壌構成が芳香豊かでフィネスに富むワインを生み出す要因となっています​。畑の樹は低収量に制限され、厳選したネッビオーロ100%のみを使用。年間生産本数は約5,500本と推定されます​。
醸造方法: 収穫したネッビオーロはステンレスタンクで12〜20日間発酵・マセレーションされます​。天然酵母によるアルコール発酵で、発酵温度や抽出管理はガルブレ・スエ同様に行われます。2018年ヴィンテージは天候の影響もあり極端に長いマセレーションは行わず、約2週間程度で発酵を終えたようです​。アルコール発酵後、ワインは大樽へ移しマロラクティック発酵を完了させます。その後引き続き大樽で熟成されます。
熟成: 容量20〜30hlのオーク大樽で24ヶ月間じっくり熟成させます​。使用する樽はフランス産とスロべニア産の大樽で、新樽は使いません。2年間の樽熟成後、無濾過で瓶詰めし、さらに24ヶ月間瓶内熟成します​。合計4年以上の年月を経てリリースされるため、ワインは要素が調和し落ち着いた状態となります​。長期熟成を経てもフレッシュさを保つよう、瓶詰め時のSO₂添加は極少量に抑えられています。ロッケ・ディ・カスティリオーネは伝統的に大樽熟成が適した畑とされ、ブロヴィアもこの古典的手法を守っています。
醸造上のこだわりポイント: ロッケ・ディ・カスティリオーネから造られるバローロは、一般に「エレガントで官能的、バローロの女性的側面を体現する」と称されます​。ブロヴィアはこの畑のポテンシャルを最大限引き出すため、畑では有機栽培による健全な果実作りに努め、醸造では伝統的手法を忠実に踏襲しています​。砂質土壌由来の繊細な香りを損ねないように過度な抽出や樽香の付与を避け、長期熟成によるまろやかさと果実味の純粋さを両立させています。瓶詰め前に清澄・濾過を行わないのは全銘柄共通のこだわりであり、ロッケでも微細な澱と共に瓶内で熟成が進むことで複雑性が増す利点があります​。畑固有のエレガンスと品格(「優雅さと芯の強さの両立」)をそのまま表現することがブロディア目指すスタイルです。(


色タイプ:赤・フルボディ
容量:750ml
アルコール度:14.5度
産地:イタリア




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