Thorne & Daughters Rocking Horse Cape White Blend 2023(ソーン&ドーターズ ロッキング ホース ケープ ホワイト ブレンド )
4,500円(税409円)
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このワイン「Rocking Horse」は、その名の通り、創業者ジョン&タシャが古いオーク樽の梁から娘たちへ贈った木馬から命名された、ドメーヌの“フラッグシップ白ワイン”です。その2023年ヴィンテージは、淡い桃、ジャスミン、そしてすりつぶされた石のようなフリント香といったレイヤーが織りなす緊張感が印象的です。口に含むと、優しいトロピカルフルーツのニュアンス、バニラの甘み、柚子(ユズ)の軽やかな酸が広がり、しなやかで引き締まった余韻へとつながります。土着品種と国際品種が混然一体となったブレンド で全房圧搾、天然酵母発酵、古いフレンチオークで9か月熟成され、ミニマルな醸造がテロワールと品種の個性を余すところなく表現しています。
海外評価:Christian Eedes (Winemag.co.za) 98点。「多面的でありながら統一感があり、花や梨、桃、柑橘、スパイス、レーズィィな複雑さを備えたアロマ、果実の深みやテクスチャー、酸の線が美しく、塩味を含む長い余韻…精緻な一本」。
Tim Atkin MW 94点。「ルーサンヌとシュナン・ブランを基軸に、シャルドネ、セミヨン、クレレット・ブランシュが絶妙にブレンドされ、層状の複雑さ、香りのスパイス、石質の強いコア、洋梨や柑橘、マーマレードの香り、ワックスのような中盤」
歴史:南アフリカ・ウェスタンケープ地方に拠点を置く Thorne & Daughters は、2012年にジョン&タシャ・セカム(Seccombe)夫妻によって設立されました。彼らは世界を巡る旅から帰国し、その美しい故郷ケープに根ざした本物のワイン造りを目指し、夫妻とその娘たちの愛情が込められたワイナリーをスタートしました。夫妻は「自然で正直なワイン造り」を信条とし、古木製樽や天然酵母、SO₂の極小使用など、低介入な伝統技術とモダンな感性の融合に挑んでいます。ワイン名には、娘たちへの愛情からインスピレーションを得た子どものおもちゃの名を採用し、ファミリーの温かみと遊び心が込められています。ワインは、ケープの古樹区画と選び抜かれた複数産地の畑からブドウを調達し、産地ごとの個性を尊重。特に白の旗艦キュヴェである Rocking Horse Cape White Blend は、ロッシャンヌ、シュナン・ブラン、シャルドネ、セミヨン、クレレットなど複数品種をバランスよくブレンドし、ケープらしさを表現した逸品として高い評価を得ています。ジョンは、2012年から葡萄栽培の研究を開始し、かつて伝統的に使われていたセミヨン・グリ、クレレット・ブラン、ロッシャンヌなど多様な土着品種にも取り組んでいます。これらは彼の感性と調和し、上品で質感の豊かな白ワインに結実しています。さらに、2024年にはジョンが南アフリカのエリート組織「Cape Winemakers Guild」に選出され、彼のワイン造りが国内外で高く評価されている証となりました。生産規模は約3,000ケースと限定的ながら、品質と個性に重きを置いた造りが特徴です。
【詳細情報】
色タイプ:白・辛口
容量:750ml
アルコール度:13.5度
ブドウ品種:ロシャンヌ30%(ステレンボッシュ/パールバーグ)、シュナン・ブラン28%、シャルドネ20%、セミヨン15%、クレレット・ブラン7%
樽熟成:フランス古樽9カ月
産地:南アフリカ/西ケープ
生産年:2023年
ラベル表示:酸化防止剤(亜硫酸塩)
飲み頃:今〜2029